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透析生活20
2008年7月から在宅血液透析を始めました。
2度目の腹膜透析
1度目の腹膜透析を中止してから、腎移植、血液透析を経て、15年程たった頃、患者会の腹膜透析の講演会や、周囲の情報などを耳にして、もう一度腹膜透析療法をやってみたいと思いました。

腹膜透析をやめてから、10年以上経過して腹膜機能も元に戻ってきているのではないか、通院期間も短いし、血液透析に比べて体調の変化が少ないのではないか、自由な時間が増えることによって仕事にも専念でき、人と交流する時間も増え、QOLが高くなるのを期待して再び導入することを決めました。

お腹にカテーテルを埋め込む方法は、現在では、「従来法」と「SMAP法」と2通りあります。
「従来法」は、カテーテル挿入から即腹膜透析を開始し、教育、退院まで1期で行う方法で、入院期間は3週間になります。
「SMAP法」は埋没と出口部作成を2期に分けることで計画的に腹膜透析導入が出来ます。入院期間は、カテーテル埋没に一週間、一度退院し、腹膜透析導入時に出口部作成のため再入院し、一週間かかります。「SMAP法」は、埋没期間中に手術でのキズが治癒することで感染症等が少なく、導入を計画的に行えるので、患者の生活、仕事等を考慮した入院ができると考えられています。私は仕事の関係上や安全面を考え、「SMAP法」を選びました。

腹膜透析のキットも基本的には過去の頃とは変わっていないのですが、多少手技の方も変わっていたので、もう一度訓練しました。

たいてい初期の段階では、透析液のブドウ糖の濃度が1.5%と薄い液4回で済むのですが、私はそれでは、除水がうまくいかず、2.5%を3回、そして、寝る前に新しい「エクストラニール」という透析液を使うことにしました。
「エクストラニール」とは、多糖類のひとつである「イコデキストリン」からなる透析液で、8~12時間貯留でき、多くの除水を可能とします。以前はブドウ糖の濃度を高くして除水量を増やしていましたが、長時間貯留していると除水よりも再吸収のほうが上回ってしまい、体に水分がたまってしまいます。その点「イコデキストリン」はブドウ糖の100倍の浸透圧が保たれ、ゆっくりと時間をかけた除水ができるので体に優しい透析液といえます。ただし、1日1回の使用に限られます。
私は就寝中に貯留しておくことで、水分管理を保つことができました。

こうして最初の半年間は、たいしたトラブルもなく自由な時間が増え、仕事も順調に行き、海外旅行も経験し、自分なりに満喫した日々を過ごす事ができました。

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1度目の腹膜透析
最近、透析仲間と「腹膜透析」の話題になりました。



私は、腹膜透析を2度経験しています。

知っている方は多いと思いますが、腹膜透析とは、、、、
お腹のなかに管を通して、そこから透析液を入れ体内で有害な老廃物や余分な水分を腹膜を通して透析液に出します。
1日に4~5回新しい透析液に交換する必要があります。交換時間は30分程度です。

私の場合、今から20年以上前に腎不全になりました。
主治医から腹膜透析について、血液透析より食事制限が軽いとか、自由になれる時間が多くなるなど、長所だけを聞かされ、また、血液透析の経験がなかったので、そのまま導入することを決めました。

そのころ、病院とつながっている養護学校に通っていました。
若かったので、食事など制限がないっていうのが、魅力だったんですね。
でも、いざ始めるとそんなわけにはいかなかったのですが。。。

当時は、医師も腹膜透析は出始めの頃であまり詳しいことはわからなかったと思います。
始めてみると意外に手技をはじめ、スムーズに行き、腹膜炎などのトラブルもなく、続けることができました。
今思うと、血液透析で体調に波があるのとは違い、調子が一定でしたね。

その頃は、検査結果も何も教えてくれませんでした。というか私も聞かなかったんですが。
だから、当然、クレアチニンやBUNの値はわかりませんでした。
今思えば、聞いておいたほうがよかったと思います。

でも、年月がたつにつれて、除水がうまいかないときが多くなり、むくみなどが出始めました。
結局、4年で断念せざるをえませんでした。

中止した理由は、除水能力の低下により透析液を高濃度のブドウ糖で行わなければならなくなってしまったことからです。
高濃度のブドウ糖透析液を使うと、除水は多くなりますが腹膜に負担をあたえ、機能が悪くなってしまうのです。

これが、1度目の腹膜透析でした。

でも、その頃は確かに調子がよかったので、1日4回の透析以外は、ほとんど普通の生活をしていました。
3年間病院の学校生活も、充実した日々を送ることができました。





仲間とそんな話をしているうちに、ふと思い出してしまいました。

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